”TTYTT -to tell you the truth-”
に合わせて作ったのはcooks初のお弁当でした。
その名も「物語り弁当」。
それぞれに物語りのある料理をお弁当に詰めました。
料理にまつわる話は小さな冊子にまとめてお弁当と一緒につけました。
レシピ本としても使えます。
もちろん、逸子さんの料理と話も載せています。
他には、 おばあちゃん家のぬか床を借りて漬けたぬか漬けの話。
畑でとれたスイカ↓を漬けて、お弁当に入れました。
他にもいろんな方々に、その家にまつわるレシピや話を教えていただきました。
そのようにして物語り弁当はできあがりました。
左に見えるのは、戦後の食料不足の中、売られていたという野菜の砂糖漬け。
小茄子とニンジン、さつま芋で再現しました。
右に見えるのは、絹ごし豆腐入りの茶碗蒸しです。
ダンボールを型取りして焼いたダンボール煎餅もついてきます。
びわの葉茶&柿の葉茶も。
お弁当はすべて完売いたしました。
本当にありがとうございました。
mugi
2012年9月12日水曜日
逸子さんの食卓
料理のレシピとその周辺にある物語を伺いに、
本日cooksは逸子さんという方の家に取材に来ました。
逸子さんが日常的に息子2人のお弁当に作ってこられたレシピを教えていただくことに。
35年間夫婦共働きの中、息子2人を育ててこられた逸子さんのレシピは究極の時短料理!
「男の子はがっつり食べるからいっぱい作らないといけないし、味も濃くないと食べてくれない 」ということで教えていただいたレシピは10品。
お邪魔したときにはすでにバットに、下準備ができた食材が並んでいました。
早速、コンニャクを乾煎りするところから。
通常、コンニャクは下茹でし、臭みを取りますが、
炒め物の場合乾煎りするだけでOKだということです。
時短テクニック!
コンニャクの切り方にも工夫があり、削ぎ切りのように斜めに包丁を入れることで、
コンニャクの向きを変えずに切ることが出来ます。
あっという間に、「コンニャクのピリ辛炒め」が完成。
薄いところと肉厚のところができる切り方で、より味が絡まっていました。
驚いたのは、10品中の7品が同じフライパンで調理されたことです。
↑上の画像は、大豆を揚げているところ。
揚げ物もフライパンでします。
時短テクニック
《白髪ネギは器具で時短》
櫛のような器具であっという間に白髪状。
この器具、最近は100均でも売っているようです。
時短テクニック
《きゅうりの薄切りはスライサーで》
時短というよりは、スライサーでしか実現できない食感が生まれるのだそうです。
cooksもお手伝いしながら教えていただきます。
ごますり。
オクラ輪切り。
中でも盛り上がったのが
「茄子のみな殺し」。
ネーミングがいいです。
桃井かおりが命名したというこのレシピ。
茄子に塩をふって…
↑「ハイ、握り殺しま〜す。」
勢いよく洗って、
しょうが、みょうが、しょうゆで和えて完成。
簡単にできる漬け物です。
なによりテンション上がります。
〜出来上がった品々〜
「塩きんぴら」
きんぴらごぼうというと、しょうゆとみりんで甘辛く炊いたのが主流ですが、逸子さんのきんぴらは塩味。
幼少の頃から食べていたので、きんぴらごぼうはコレだと思っていたのだそう。
炊かないので、ごぼうのシャキシャキした食感そのままで、ごぼう本来の味を楽しめるレシピです。
「万願寺とうがらしとおじゃこの炒め物」
ピーマンの代わりに、逸子さんの畑で採れた万願寺とうがらしを使用。
熟れてくると次第に赤色になってきて、見た目も鮮やかです。
「レンコンとさきいかの炒め物」
職場の同僚に教えてもらったというレシピ。
「きゅうりとおあげの胡麻酢みそ和え」
おあげは油抜きという下処理なしの時短術。
フライパンで焦げ目が少しつく程度に焼きます。
壇一雄いわく「油抜きは油揚げをいじめること」だそう。
「大豆とおじゃこのカラカラ♪揚げ」
残って古くなった揚げ油を利用して作る料理だそう。
「蛸とおくらとレモンの和え物」
酢ではなく、レモンを使うというのがポイントだそう。
おくらのねばねば感を出すには、お箸ではなく、手で和えるのが一番良いそうです。
「ゆで豚と白髪ネギの和え物」
すりおろしたにんにくが効いた味。
味付けはしょうゆ、酒と、辛口ラー油がポイントです。
「手羽元とレモンのスライス煮(ゆで卵入り)」
調理中、圧力鍋でいつのまにか出来ていた一品。
ゆで卵も、白身さえ固まれば殻を剥いて鍋に投入すればOKだそう。
約1時間半の間にできた10品です!
教えていただきながらの1時間半なので、普段の調理時間はもっと短いことと思います。
逸子さんの作る食卓から見えてきたこと。
驚くほどの手際の良さと、
甘い辛い酸っぱいを混ぜたよく考えられた献立であること、
何より料理のボリュームにびっくりしました。
近所に住む逸子さんの友人2人も加わっての食事会となりました。
よく飲み、よく食べ、最後は逸子さんが大好きだという餡子の和菓子を頂きました。
「餡子を食べている時が一番幸せ!」 by逸子さん
ほんとうにありがとうございました。
神戸の出張では、この中から2品を作る予定をしています。
mugi
本日cooksは逸子さんという方の家に取材に来ました。
逸子さんが日常的に息子2人のお弁当に作ってこられたレシピを教えていただくことに。
35年間夫婦共働きの中、息子2人を育ててこられた逸子さんのレシピは究極の時短料理!
「男の子はがっつり食べるからいっぱい作らないといけないし、味も濃くないと食べてくれない 」ということで教えていただいたレシピは10品。
お邪魔したときにはすでにバットに、下準備ができた食材が並んでいました。
早速、コンニャクを乾煎りするところから。
通常、コンニャクは下茹でし、臭みを取りますが、
炒め物の場合乾煎りするだけでOKだということです。
時短テクニック!
コンニャクの切り方にも工夫があり、削ぎ切りのように斜めに包丁を入れることで、
コンニャクの向きを変えずに切ることが出来ます。
あっという間に、「コンニャクのピリ辛炒め」が完成。
薄いところと肉厚のところができる切り方で、より味が絡まっていました。
驚いたのは、10品中の7品が同じフライパンで調理されたことです。
↑上の画像は、大豆を揚げているところ。
揚げ物もフライパンでします。
時短テクニック
《白髪ネギは器具で時短》
櫛のような器具であっという間に白髪状。
この器具、最近は100均でも売っているようです。
時短テクニック
《きゅうりの薄切りはスライサーで》
時短というよりは、スライサーでしか実現できない食感が生まれるのだそうです。
cooksもお手伝いしながら教えていただきます。
ごますり。
オクラ輪切り。
中でも盛り上がったのが
「茄子のみな殺し」。
ネーミングがいいです。
桃井かおりが命名したというこのレシピ。
茄子に塩をふって…
↑「ハイ、握り殺しま〜す。」
しょうが、みょうが、しょうゆで和えて完成。
簡単にできる漬け物です。
なによりテンション上がります。
〜出来上がった品々〜
「塩きんぴら」
きんぴらごぼうというと、しょうゆとみりんで甘辛く炊いたのが主流ですが、逸子さんのきんぴらは塩味。
幼少の頃から食べていたので、きんぴらごぼうはコレだと思っていたのだそう。
炊かないので、ごぼうのシャキシャキした食感そのままで、ごぼう本来の味を楽しめるレシピです。
「万願寺とうがらしとおじゃこの炒め物」
ピーマンの代わりに、逸子さんの畑で採れた万願寺とうがらしを使用。
熟れてくると次第に赤色になってきて、見た目も鮮やかです。
「レンコンとさきいかの炒め物」
職場の同僚に教えてもらったというレシピ。
「きゅうりとおあげの胡麻酢みそ和え」
おあげは油抜きという下処理なしの時短術。
フライパンで焦げ目が少しつく程度に焼きます。
壇一雄いわく「油抜きは油揚げをいじめること」だそう。
「大豆とおじゃこのカラカラ♪揚げ」
残って古くなった揚げ油を利用して作る料理だそう。
「蛸とおくらとレモンの和え物」
酢ではなく、レモンを使うというのがポイントだそう。
おくらのねばねば感を出すには、お箸ではなく、手で和えるのが一番良いそうです。
「ゆで豚と白髪ネギの和え物」
すりおろしたにんにくが効いた味。
味付けはしょうゆ、酒と、辛口ラー油がポイントです。
「手羽元とレモンのスライス煮(ゆで卵入り)」
調理中、圧力鍋でいつのまにか出来ていた一品。
ゆで卵も、白身さえ固まれば殻を剥いて鍋に投入すればOKだそう。
約1時間半の間にできた10品です!
教えていただきながらの1時間半なので、普段の調理時間はもっと短いことと思います。
逸子さんの作る食卓から見えてきたこと。
驚くほどの手際の良さと、
甘い辛い酸っぱいを混ぜたよく考えられた献立であること、
何より料理のボリュームにびっくりしました。
近所に住む逸子さんの友人2人も加わっての食事会となりました。
よく飲み、よく食べ、最後は逸子さんが大好きだという餡子の和菓子を頂きました。
「餡子を食べている時が一番幸せ!」 by逸子さん
ほんとうにありがとうございました。
神戸の出張では、この中から2品を作る予定をしています。
mugi
2012年9月6日木曜日
2012年8月28日火曜日
9月、神戸に出張に行きます!
9月、新たにcooks出張が決まりました!
神戸アートビレッジセンターにておこなわれる、
1floor2012という若手芸術家•キュレーター支援企画公募展
「TTYTT-to tell you the truth-」
出品作家:金井悠、小出麻代
会期:8/25(土)~9/17(月•祝)
最終日のイベント「喫茶TTYTT」にcooks出店します!
(日時詳細は右記PAGEでご確認ください。)
↑展覧会チラシ ↑イベントチラシ
初日のオープニングパーティでは、
出品作家の金井悠さんが一員として関わるパフォーマンス集団contact Gonzoさんのケータリングがありました。
世界中で公演する中で出会った料理だそうです。
彩りきれいなサラダ!!
バゲットの上に載ったイチジクのジャム!
全部が全部とてもとても美味しかったです。
cooksも出張に向けてそろそろ動き始めます。
ぜひみなさま、喫茶TTYTT(9/17•月)16:00~ お越し下さい。
ライブイベントもあります。
mugi
2012年8月9日木曜日
犯罪ボーイズご報告
犯罪ボーイズのオープニングパーティで出した
その名も
「お引っ越しプレート」。
↓
鬼瓦を型取りしたドライトマト入りのパン。
ポテトサラダ、温かいキウイソース、タンドリーチキン、珈琲豆入りのブラウニー、
明太/パインクリームチーズ、オリーブオイル。
という内容。
これにバジルケーキと塩豚を加えた豪華版プレートもご用意。
cooks相方に、パンと同じ鬼瓦のブローチも作ってあげました。
金色の刺繍でcooks旗(!)も作成。
犯罪ボーイズが作ってくれた、
かっこよくて頑丈なカウンターキッチンの上に取りつけました。
犯罪ボーイズのライブあり、詩?の朗読あり、変な実験あり、
の楽しくて大興奮の夜でした。
cooksもプレートの他に、できたての梅シロップソーダも出すことができ、
料理もたくさんの方に食べていただきました。
犯罪ボーイズ、食べていただいた方、
会場のみなさまどうもありがとうございました!
mugi
その名も
「お引っ越しプレート」。
↓
鬼瓦を型取りしたドライトマト入りのパン。
ポテトサラダ、温かいキウイソース、タンドリーチキン、珈琲豆入りのブラウニー、
明太/パインクリームチーズ、オリーブオイル。
という内容。
これにバジルケーキと塩豚を加えた豪華版プレートもご用意。
cooks相方に、パンと同じ鬼瓦のブローチも作ってあげました。
金色の刺繍でcooks旗(!)も作成。
犯罪ボーイズが作ってくれた、
かっこよくて頑丈なカウンターキッチンの上に取りつけました。
犯罪ボーイズのライブあり、詩?の朗読あり、変な実験あり、
の楽しくて大興奮の夜でした。
cooksもプレートの他に、できたての梅シロップソーダも出すことができ、
料理もたくさんの方に食べていただきました。
犯罪ボーイズ、食べていただいた方、
会場のみなさまどうもありがとうございました!
mugi
2012年6月29日金曜日
2012年6月28日木曜日
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